ミサトの床暖房
時代は採暖から暖房へ
春や秋の過ごしやすい日のように、暖かくも寒くもない快適空間こそ、蓄熱式床暖房の理想とする"暖房"の考え方です。
"暖める"の考え方には採暖と暖房があります。暖房の考え方は、断熱材で内と外を明確に区別し、寒さを取り除くことにあります。熱が逃げ難いので、室温を適温に保つにも、最小限の小さな設備で済みます。
床暖房とは?
床暖房の目的は室内を快適な温度に保つことです。
その蓄えた熱を上手に使い、一日を通して室内を快適な温度に保ちます。
床暖房の安全性
VOCの発生や低温火傷の危険性を低減します。
misatoの蓄熱式電気床暖房は設定温度29℃以下。
シックハウス症候群の原因の一つであると言われているVOC(揮発性有機化合物)の発生量は床面の温度上昇と共に増加します。
特に床材・部材温度が40℃を超えるとVOCの発生量は著しく上昇します。
主要VOCの発生源と発生温度
VOCの種類 | 毒性指標 | 発生温度 | 発生源 |
---|---|---|---|
ホルムアルデヒド | ヒト暴露における鼻咽頭粘膜への刺激 | 30℃前後 | 合板、集成材、でんぷん系接着剤等 |
トルエン | ヒト暴露における神経行動機能および生殖機能への影響 | 35℃前後 | 油性ニス、接着剤、木材保存剤等 |
キシレン | 妊娠ラット暴露における出生児の中枢神経系発達への影響 | 40℃前後 | 油性ニス、接着剤、木材保存剤等 |
圧迫時間による温度と低体温火傷の危険性
様々な商品バリエーション
misatoでは建築構造、用途により様々な床暖房をご用意しています。
床暖房 ― 床を暖める
一般的には、必要以上に暖めると低温火傷やVOCが心配…。ヒーターが有するPTC特性は、温度上昇と共に電気抵抗が増加して出力を抑制します。昼間電力を利用するためランニングコストは高い。
ピークシフト床暖房 ― 基礎温度をつくる
夜間つけっぱなしなので、朝起きても部屋中何となく暖かい、物足りなければ追加運転かエアコン併用で室温上昇と共に床表面温度も上昇させます。夜間電力を有効利用してランニングコストを低減。
蓄熱式床暖房 ―室内を快適な温度に保つ
全館暖房等、広い面積を一定に暖める事を得意とする。
- レガレット(施設・住宅用床下密閉型温風式)
- ヒートバンクシステム
(コンクリート埋設式・根太間式) - ユーロードシステム(コンクリート埋設式)