温泉熱レガレット - エネルギーコストゼロで環境にやさしい熱システムです。
貯湯層は施工から10年を経過した今でも、48℃と安定した温度の温泉水を供給していました。
各ユニットを点検したところ異常はなく、本システムが堅固なシステムであることを証明しています。
古文書館のレガレット周辺の温度と湿度を計ってみると、レガレットユニット周りは18℃で、
その湿度は44%と理想的な湿度を保っており、古文書がカビや湿気などの影響を受けずに保存されていました。
研修所和室の畳の温度は15.5℃と適温で、押入れ布団間の湿度はなんと37%。
ニオイの原因となるカビは湿度が75%以上の湿気がたまりやすいところで繁殖しやすくなりますが、
温泉熱循環システムが問題なく稼動していたためカビが発生せず、不快なニオイがしませんでした。
床下全体を温風が循環しているため、玄関たたきも14℃と他の部屋と変わらない温度を示している。